睡眠時無呼吸症候群でよくある問い合わせ(Q&A)
A. 睡眠中に呼吸が止まる(もしくは低呼吸になる)ことを言います。ただし、健康な人でも睡眠中の無呼吸症状が見られることがありますので、一般的には10秒以上の無呼吸が1時間に5回以上発生した場合に睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
A. いびきは口蓋垂(いわゆる喉ちんこと呼ばれる部分)が、過剰に振動することで発生します。いびきをする方全てが睡眠時無呼吸症候群というわけではありませんが、いびきをする方の多くは、無呼吸や低呼吸を伴っています。そのため、いびきをする方は睡眠時無呼吸症候群の可能性もありますので、まずはお気軽にご相談ください。
A.睡眠時無呼吸症候群は、肥満などの体質が原因となることがあります。ですので、生活習慣の改善も大切になります。また、現在の主流の治療としては、副作用がなく効果が早くに見られるCPAP治療が一般的となっています。当院でもCPAP治療を行っております。
A.検査や治療はご自宅でできるものに対応していますので、入院する必要はありません。
但し、入院での精密検査が必要な方にはご説明させて頂きます。
A.毎日使うものですからマスクの内側、外側を湿らせた布でふき、チューブは日陰干しで乾燥させて下さい。
週に一度はマスクとチューブを中性洗剤で洗い清潔に保つようにして下さい。
フィルターの交換は半年に一度が目安となります。
A.空気が乾燥する冬場は特に症状が出やすいので、お部屋を加湿するよう心がけて下さい。
CPAP本体に装着できる加湿器もありますので、お気軽にご相談下さい。
A.部屋の温度が低く、チューブが冷やされるとチューブ内の空気が水滴となり結露が発生します。
お部屋の温度調節やチューブを布団の中に入れるなど温めるようにして下さい。
チューブを断熱材で包んでも良いでしょう。
A.CPAPは小さなカバンで持ち運びできますので、できるだけ持参して下さい。
しかし、数日であれば急に昼間の眠気や血圧が高くなるわけではありません。
持参されない場合でも帰宅後からはすみやかにCPAPを再開して下さい。
A.当院で行う簡易検査・CPAP治療ともに保険適用となります。